あまりに生々しい静物画

本日は『シャルダン展』に行ってまいりました♪
またもご招待券があったからです。

シャルダン”と言えば、思い出すのが小学生の時に百科事典で観た『赤エイ』。
調理素材なので当然死んでいるんですが、画面に配置されたものの中で一番生々しいエイの描写に軽くトラウマになりました。
生きている猫より、食材のエイの方がよほどエグい生命力を発しておりました・・・
そんなジビエぶりが油断ならないシャルダンの絵の数々を観るわけですから、事前警戒レベルはカラヴァッジョクラス。お買いもの→ランチ→シャルダン展のルート選択をいたしました。
オペーク、コンランショップ丸の内でお買い物ののち、ランチは新しくなった東京駅で★

珍しく昼からステーキ食べてました!!
理由はシャルダン展を警戒しまくったので、『展示観たあとはおそらく肉食えないだろう』と思ったから。
そんなわけで戦々恐々と入り口入った私たちを待っていたのは、警戒態勢をまったく裏切らない“死んだ野兎と獲物袋”!!!
来たよっ、猟奇食材っ!!!

ですが結果から言うと、人物画と果物を中心とした静物画が多く予想よりはるかに安心して観れました(#^.^#)
とにかく静物なのに、じわりと生命力を放っております。静謐で不気味なパワーがあります。
近くで観れば荒いともいえる筆致なのに、ガラスコップや銅鍋、くるみやフロマージュの質感の生々しさには圧倒されます。
“静寂の巨匠”というキャッチがついていますが、静寂の中に得体のしれないものがひそんでいる感じです。
ミュージアムショップではフランク・クーパーのマーマレードも売っていて、“英国王室御用達”“映画の中でジェームズ・ボンドが朝食に食べていた”のふれこみについつい友人と二人、瓶ものを買ってしまいました(^_^;)

アフターはケーキ♪

シャルダン展の“木いちごと籠”に触発されて、こんなセレクトになりました♪
ちょっと並びましたが、フルーツいっぱいでコスパも良くて、美味しかったです。
お茶とセットで1000円以下★
今度はドラゴンフルーツの乗った、アートで草月流なパフェにチャレンジしようと思いました(*^。^*)

【おまけ】
東京駅で見つけしまった“夕張メロン熊”♪

その下は、友人の後輩のラーメン女王さんが絶賛したというインスタントラーメンです。