フィンランド(というか、ヘルシンキ)、行ってきた★(7)

今回初フィンランド、初ヘルシンキで食べてみたいものの第1位が「トナカイ肉」。
そんなわけで、ガイドブックに載っていた「ラヴィントラ・サヴォッタ」に
行ってみました。

ヘルシンキのシンボル「ヘルシンキ大聖堂」のすぐ近くにあります。
トラムの『Senaatintori』が最寄です。
店内の窓からも、ヘルシンキ大聖堂が見えます。

さて、テーブルに案内されて渡されたのは
フィンランド語のメニュー。
わからないと早々にあきらめ、ガイドブックに載っていた
トナカイのローストの写真を見せると、すぐに
「ポッロ」と言ってわかってもらえました。
とりあえず赤ワインを頼み、待つことおよそ15分弱。

トナカイさん、登場です(*^。^*)
最初の一口目は、コンビーフ・・・のような匂いがありましたが、
2口目からは、やわらかい赤身肉の感触が口腔内に広がります。
ジビエの割には、臭みもなく、非常に食べやすい味わいでした。
さて、このあと何を頼んだものか・・・
悩んでおますと、英語が達者で、外国人慣れした明るいマダムが登場!!
1人テーブル席に座る私に「ヤパニライネン?(日本人?)」
と声をかけてくれました。
「イエス、ヤパニライネン」と返事をしたら、なんと!!
メニューの後ろの方は日本語表記!!!
あったんだっ、日本語メニュー!!!

そんなわけで追加したのがこちら。

「ラッカのリキュール」。
日本では非常に珍しい、クラウドベリーのお酒です。
予想以上に甘かったのですが、ちょっと漢方薬っぽいような
不思議な味わい。カラダには良さそうです。

シベリウス生誕150周年記念デザート」。
ヴィジュアルにあっとなりましたが、ラズベリーか何かが効いた
チョコレートムースのデザートで、とっても美味しかったです。

定番のコーヒーは、ポットでサーヴしてもらえます。

余談ですが、「ポッロ」をきっかけに隣の席で飲んでいた、
ドイツからやってきたスロベニア(?)の男性2名のヨットマンと、
片言の英語で色々お話をさせていただく機会に恵まれました。

後日行った「ロバートコーヒー」でも、隣に座った御老人と
「ポッロ」を食べたお話でコミュニケーションがとれたので、
ぜひ話のタネに食べておくことを、お勧めいたします。

【余談】
ヘルシンキは結構、クレジットカードを使えるお店が多いです。
「ラヴィントラ・サヴォッタ」も「ロバート・コーヒー」も「Rキオスキ」も、
大抵のお店は使えます。
日本と違うのは、読み取り機の使い方。
いきなり自分でカードを差し込みます。
基本店員さんはカードを受け取らず、全部自己処理。
日本でも良く見かける形の読み取り機の、
奥か手前にカードを差すと、使用言語を聞いてくるので、
下向き矢印キーで「English」を選びます。
するとPIN番号を聞いてくるので、4ケタの暗証番号を打ち込み、
ENTERキーを押します。
日本でいうところの、カード裏面に記載されている3ケタのPIN番号ではなく、
あくまで自分で最初に設定した4ケタの暗証番号なので、気を付けてください。
スーパーでもカードが使えますが、レジで計算中のタイミングで
クレジットカード差しちゃっても大丈夫です。
むしろその方が、後ろの人をお待たせしないので、スマートかもしれません。