妖艶って、このことさ

本日は、シネマ歌舞伎高野聖」を観てまいりました。
“歌舞伎”といいつつ、風景の映像やエフェクトを組み合わせているので、舞台と映画の間(舞台寄り)な感じです。
坂東玉三郎様と中村獅童氏が織りなす妖艶幽玄な世界に、酔っ払ってしまいました(#^.^#)
ストーリーはほとんどありませんが、獅童さんの栄養ゆきわたった若々しい肉体と、
玉様の『陰翳礼讃に書かれた着物の中身』的肉感の薄い膩肉の非現実感のコラボは、
退廃的でどこか切ない暗さに満ち溢れております。
櫛を無くしぱらりと黒髪が流れる玉様の凄絶な色香、
旅の僧を『あなた』と呼ぶ、なよやかで思いやりに溢れた美しい日本語の台詞、
帯をといた瞬間のあのエロス、
謎に満ちた怪異な年増を演じる玉様に、年齢と性別を超えた凄愴な美を感じました。
珍しく高潔で礼儀正しい青年僧を演じた獅童さんも、そこはかとなく内に秘めた情念がふわりと漂っていてとても良かったです(#^.^#)

本日は、あとスヌーピー展に行ってまいりました。

九谷焼きや加賀友禅、輪島塗りや一刀彫り、甲州水晶や御木本パール等々、日本の様々な匠の技で表現されたスヌーピーに、感心したりなごんだり。
後半はチャーリー・ブラウンがお地蔵様に思えてきました。
展示品は購入可能らしいのですが、さらりとミュージアムショップに置かれた人形1体が
190万円以上していたので、なんとなく尻込みしてその他の展示品の値段聞きそびれました。
個人的には木製の欄間が気になっておりました。

あと前から行きたかったのに、毎回上手く時間が合わずに行きそびれていた「煉瓦亭」に
行きました(*^。^*)

塩で下味をつけた柔らかいポークカツレツは、なんとなく懐かしい、
清き日本の洋食屋さんの安心安全な味わいがしました(#^.^#)

それから、友人が『一度行ってみたかった』といっていたサンタマリア・ノヴェッラの
カフェに行きました(*^。^*)

店内入った瞬間、ボタニカルハーブの良い香りが・・・
おしぼりもローズウォーターの香りだし、
出されたお水は清涼感のあるハーブが入っているしで、とことん癒されます(*^。^*)
『薔薇のリコッタチーズケーキ』も、食用バラのドライハーブがトッピングされていて、
“体内から美しさをチャージする”パワーに満ちた絶品メニューです。
こんどはぜひランチで行きたい♪

GWの初日としては、結構ナイスなオープニングを迎えられたと思います★